世間で何かが流行って供給が追いつかなくなり
商品が市場から枯渇する
「半年もすれば供給量が需要に追いつき正常に戻る」
というのは大人の経験則で
大人にとっては「忙しいな~!」などと言っているうちに半年すぎていると思える
それが小学生となると半年は悠久の旅にでて、無間地獄を抜けてなお余る時間に感じるだろう
しょうがない、人生における半年が、割合で考えても大人と小学生では格段にちがうのだから
どんなに「そのうち買えるようになるよ」なんて説明しても理解されようが無い
時間は本当に同じスピードで進んでますか?って疑問に思う
子供の頃、時間は嫌になる位に消費しきれない山と積まれた不動な存在だった
だからそこ
それは永久にあるもので
その流れが途絶える事などとは
頭で分かっていても心では理解不能な物であり
理解不能だからこそ計算など出来るわけもない
子供達にとって、そこにあるものは今という時間だけが存在するもので
だからこそ「今」に本気で向き合っている
一時後退なんて無く、常に全力だ
でも、大人は半年経てば買えるようになると計算出来るようになったとしても
本当のところは半年後が存在するのか?は計算できていない
時間は永久に続くようで
実は終点がどこにあるか何て分からない
確実に存在すると分かるのは今だけ
この瞬間だけで、それ以外は全て不確か
だとしたら、自分の気持ちに小学生の方が上手な時間の使い方をしているのかもしれない
分かったら直ぐに告白に行きな
プロポーズに行きなよ
欲しいもの全て買いまくって、行きたいところに旅立て
好きな人と、好きな物とずっと一緒に
ずっとずっとと
- 2015/11/23(月) 16:17:00|
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